2017年10月27日金曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑩

全国の学生を対象とした
『木の家設計グランプリ2017』で、優秀賞に輝いた作品をご紹介します。

土持 未聖さん
鹿児島工学院専門学校建築デザイン学科2年




















コンペの課題は「働く家を考える」というもの。
地元宮崎県の「大根やぐら」に着目した土持さんは、
実際に農家の方のお手伝いをしながら、案を練って行ったそうです。

9月23日に行われた審査会では、200人の前でプレゼンを行い、
見事317作品の中から優秀賞に輝きました。

今回の作品は残念ながら「出張中」のため展示はされておりませんが、
コンセプトや図面などは見る事ができます。



展示も残り1日となりましたが、
皆様どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月26日木曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑨

夫婦のどちらが先に逝っても「幸せだった」と感じることができるのは、
とても幸せなことではないでしょうか。

_______。


建てたその日から、他の誰よりも家族のことを見守ってくれた「家」。
その小さな空間には、かけがえのない大きな思い出が詰まっています。

共に過ごした場所だから大切にしたい。
ふとした瞬間に感じる「あの人」のぬくもりも、笑い話も皆と語り合えば
幸せな時間になる・・・。

そうすることで、その「家」が持つ思い出も、全てを子供や孫、その次の世代へと
語り継いでいけるのではないか、と作者は考えました。

家をギャラリーとして「家の思い出」を展示する場所へと変えるプランのご紹介。


『記憶を受け継ぐギャラリー』
嘉 優花 作




















どんなに古くなっても、記憶の中の家は新しく、幸せな日々が流れています。
いつまでも、後世に残せる家というのは、素晴らしい遺産ではないでしょうか。


展示も残り2日となりました。
皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月25日水曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑧

生活スタイルが変わっていく事で、家族の在り方も変化しています。

昔は多世代家族が当たり前でしたが、今では核家族化や単身者のみの世帯が
目立つようになってきました。

両親共働きで、家では兄弟か一人で過ごす子供も増えています。

けれどもし、家が職場だったらどうでしょう?

子供は両親が働く姿を目にします。
どんな仕事で、どんなことをするのか・・・
働くことの大変さや、楽しさを、親から子に伝えられる大切な環境になります。

常に親の背中を見て成長でき、親は子供に「何か」を残すことができる。

作者はそんな家ができないかと考え、制作したプランのご紹介。


『GARAGE』 子どもに残す家
折田 俊祐 作


 

 


皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月24日火曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑦

現在の医療体制は、一昔前と比べれば、格段とよくなっています。
平均寿命も飛躍的に伸び、過去最高を記録しました。

一つの病院で色々な診療科が揃っている総合病院が主流となる中で、
町医者と呼ばれる病院も存在しています。

『2時間待ちの3分診療』

と揶揄される大病院とは違い、親身になって患者の身体と心に向き合うその姿は、
町のシンボルであり、支えとなっています。

作者は霧島市に、住宅を併設する診療所ができないかと考えました。

そこに住まう人々が守ってきた『鎮守の森』と、その森をイメージしてデザインした、
診療所兼住宅のご紹介。


『森の診療所~地域住民をつなぐ鎮守の森~』
坂元 眞優 作




















地域の人々の心と身体に寄り添った町医者。
その存在はとても大きなものです。

皆様、どうぞお気軽におこしください。


ギャラリー管理人

2017年10月20日金曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑥

東京都世田谷区にある、カフェ兼個人住宅のご紹介。



『ondo』


















皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月18日水曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017⑤

埼玉県川口市にある、美容室兼個人住宅のご紹介。


『木箱の家』




















皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月17日火曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017④

大阪府吹田市にある、診療所兼個人住宅のご紹介。


『ATLAS HOUSE』



















ATLASとは、ギリシャ神話に登場する「支える者」を意味する言葉で、
家を支える大黒柱になぞらえているようです。



皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月12日木曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017③

鹿児島一の繁華街、天文館。

一昔前までは、多くの買い物客で賑わっていた場所も、今は空き店舗や
シャッターを閉めたお店が多くなっています。

モータリゼーションの進行が、更に衰退を後押ししているとも言われていますが、
郊外にできるショッピングセンターも多くあり、車があることで利用する側も
不便を感じなくなっています。

中心地の過疎化から抜け出すには、
「衰退している」
というマイナスイメージを払拭させる必要用があり、それは、色によって
変わるのではないかと考えました。

ニューヨークで、街並みを彩ったグラフティが成功したように、
日本でも同じように、新しい街を作れるのではないかと、提案したプランのご紹介。


GRAFFITI TOWN 
Hisanori Sako + Hirotaka Tunemi



















お店それぞれのカラーがあって、それを眺めながら歩くのも楽しそうです。

少し遠くても足を延ばしていきたくなる場所が理想の街なのではないでしょうか。


6坪ギャラリーへも、皆様どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月7日土曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017②

現代ではSNSと呼ばれる、いつでも好きな時に情報を発信することができ、
新しいコミュニケーションの場となっています。

新しいお店や、気になるお店は過去の投稿から検索し、その評価で判断をします。

SNSは常に情報が変化し、「新陳代謝」しながら発信を続けますが、
それをレストランでも応用できないかと考えました。

「変化し続けること」

ランチタイムやディナータイム以外は、レストランを料理教室にし、
主婦や将来料理人を目指す人のために開放。
様々なシェフたちが料理を振る舞い、シェフごとにメニューが変わる。

二面性を持ったお店となり、そのシェフが自分のお店を持った時、
料理を気に入っていたお客さんが常連となり、新しい繋がりを持つことができます。



第11回 (社)商業施設技術団体連合会主催コンペティション
課題「主張するみせ」応募案

・迫 寿憲  ・恒見 裕貴  ・中濱 幸志郎

MNS 「metabolic network shop」
”人” ”店” 新陳代謝市つづけ、新しいつながりをつくり続ける


















変化すること・・・
違った空間になることで、新たな印象を与え、新たな繋がりとなる。


皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年10月3日火曜日

鹿児島工学院専門学校 建築同好会活動展2017①

平成24年 重富海岸(錦江湾奥部)が国立公園に指定され、
霧島錦江湾国立公園となりました。

重富海岸は白砂と松が数百メートル続き、目の前には雄大な
桜島を眺めることができる場所です。
夏場は海水浴で多くの人が訪れ、松の下の木陰では潮風に
あたりながらゆっくり過ごす姿を目にします。

桜島から昇る朝日や、西の空へと沈みゆく夕日が海面を照らし、
夜は暗闇の中から、波の打ち寄せる音が静かに聞こえてくる。

1日で様々な景色を見せてくれる重富海岸には、錦江湾奥部の
干潟に生息する貴重な生態系を見る事もできます。
NPO団体や専門家、地域住民の保護活動によって、
それは大切に守られてきました。

この環境の素晴らしさを次の世代に引き継ごうと、国立公園指定
によるビジターセンターの建設計画が持ち上がりました。
この作品は、環境省やNPOからの依頼で企画制作したものです。


「GRAFFTI TOWN」 「MNS~metabolic network shop~」

建築デザイン学科3年 
・迫 寿憲 ・恒見 裕貴 高島 成美 ・重松 博文 ・山本 聡





















こちらの作品は、全国入賞を果たしています。
細部にまでこだわって制作された模型をぜひご覧ください。


皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人